2015年も残すところ数時間。今年前半は宿題のために多摩川沿いを休みのたびに歩いて撮って、何千枚もの写真が手元に残りました。

そこには生と死、光と影、静と動、喜怒哀楽など全てがあるように思えました。
でもそれは決して相反するものではなく、同じ場所にあるものです。
そしてきっとそれらは人の心の中にも曖昧模糊とした状態で存在し、その時々で様々な感情としてあわられるのでしょう。

恐らく今、私の撮る写真には、あの時歩いた経験が色濃く反映されていると思います。

展示の数は例年に比べて多くはありませんでしたが、これまで以上に自問自答しながらの撮影は非常に密度の濃いものでした。

先ほど思い立って多摩川のほとりに立ち、静かな気持ちで空と川を眺めました。
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来年もまた自問自答をしながら撮り続け、言葉を紡ぎ続けていくのだろうと思います。

時には挫けそうな時もあるかもしれませんが、この眺めがある意味、私の希望になるのかもしれません。

今年共に学んだ仲間や出会った方々、そして古くから応援をしてくださっている皆さまへの感謝の気持ちでこの一年を締め括りたいと思います。ありがとうございました。